IoTなどの試作・実験用のキーモジュールとして開発されました。
ピンヘッダーとピンソケットはご自身ではんだ付けしてください。
ネットショップ:
ESP8266-KEY
ピンヘッダーとピンソケットは、必要に応じてご自身で取り付けてください。
電圧レギュレータには、標準的に利用されている1117系ではなく、低ドロップアウトのAP2114を採用しています。
AP2114のドロップアウトは450mVと117系の1.1Vに比較して低く、電源の安定化に寄与します。
AP2114の最大入力電圧は6.5Vなので、9VなどのACアダプタを使用すると破損する原因となります。
5Vで2A程度のACアダプタをご利用ください。
注:以降の写真に写っているUSBインターフェースモジュール, OLEDディスプレイ、ブレッドボードはキットには含まれていません。
ESP8266-KEY(USBインターフェースモジュールの接続)
ESP8266-KEYは、プログラムを書きこむためのUSBインターフェースを接続できるコネクタを装備しています。
機能及びピン配置が合致する標準的なUSBインターフェースモジュールとしては、以下のモジュールを推奨します。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/microfan/usb-uart-converter-cp2102-mic...
Arduino IDEでプログラムを書きこむ場合には、ボード上のRSTボタンとLOADボタンを同時に押し、RSTボタンを離した後にLOADボタンを離すと、ESP-WROOM-02がプログラムの書き込みモードになります。
この後に、Arduino IDEの「マイコンボードに書き込む」ボタンを押すと、ESP-WROOM-02にプログラムが書き込まれます。
ESP8266-KEY(OLEDディスプレイの接続)
OLEDディスプレイを接続できるコネクタを装備しており、ボードの状態や、ネットから取得した情報などを文字表示だけではなく、グラフィック表示で示すことができます。
機能及びピン配置が合致する標準的なOLEDディスプレイとしては、以下のモジュールを推奨します。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/microfan/oled096-128x64-i2c-blue.html
OLEDディスプレイの利用には、U8g2ライブラリを使用することができます。
U8g2ライブラリは、以下のURLからダウンロードできますが、Arduino IDEのライブラリマネージャで簡単にインストールすることができます。
https://github.com/olikraus/u8g2
U8g2ライブラリの前身のU8gライブラリは、組込み用MCUの少ないRAMでも利用できるようにするために、少々変則的な利用法となっていましたが、U8g2ライブラリでは、ESP-WROOM-02のように十分なRAMが組み込まれた最近のMCU用に、素直な利用法が行えるfull_buffer方式が利用できるようになっています。
ESP8266-KEY(ブレッドボードへの取り付け)
ESP8266-KEYは、ブレッドボードに取り付けて利用することが想定されていますが。。。
実は。。。
センサーなどを接続しない単純なネットワークデバイスとしての実験程度なら、USBインターフェースもしくは、ADアダプタを接続すると電源を確保して稼働できるため、ブレッドボードさえ必要ではないのでした。:-)
ESP8266-KEY(ACアダプタを使用したOLEDディスプレイの表示)
U8g2ライブラリのデモプログラムを利用したOLEDの表示例です。
full_bufferバージョンの利用例で、以下の様なコンストラクタを利用しています。
U8G2_SSD1306_128X64_NONAME_F_HW_I2C u8g2(U8G2_R0, /* reset=*/ U8X8_PIN_NONE);
テキスト専用のu8x8ライブラリを利用する場合には、以下の様なコンストラクタを利用します。
U8X8_SSD1306_128X64_NONAME_HW_I2C u8x8(/* reset=*/ U8X8_PIN_NONE);
ESP8266-KEY(回路図)