PIC16F1939は、PIC16ファミリーの一員ですが、その内実はPIC18を見ているかのような感覚を覚えます。PIC16F1939の各種の拡張は、PIC18が発表された際のそれに酷似しており、PIC16とPIC18にマーケティング的な機能差は残されているものの、決定的な差異はなくなりつつあるように感じます。

PIC16F1939を搭載したPICSYS16-CLCD
PIC16F1939の従来のPIC16からの拡張は色々と示されていますが、C言語でのプログラミングを考えると、以下の2点の拡張が極めて重要だと思います。
- スタックが8から16レベルに拡張(PIC18は31レベル)
- リニアアドレッシング可能な1KのRAM