You are here

WinAVR

WinAVRはGNU GCCをベースとしたオープンソースのC/C++コンパイラで、無償で提供されています。WinAVRをAVR Studioに組み込むことで、C言語を利用した快適な開発環境を構築することができます。

WinAVRは以下のサイトからダウンロードすることができます。

WinAVRはオープンソースのプロジェクトで開発・配布されており、何らかの製品の評価・サブセット版として提供されているものではありません。このため、コンパイル機能や、生成コードの容量や性能に何ら制約がないことは大変うれしいことです。

最近の組み込み用マイコン(MCU)も、コンパイラの利用を前提としてアーキテクチャ設計がなされるようになり、そのコンパイラのベースとしてGNU GCCが利用されることも一般的になってきました。ただし、特定のアーキテクチャに依存しない様に汎用的に構成されたGNU GCCをコンパイラのベースとしてベースにする場合、リソースの十分な16ビット以上のプロセッサを対象とするのが一般的で、AVRのように8ビットのプロセッサ用にもGNU GCCが利用できたというのは少々驚きです。AVRが近代的なプロセッサとして設計され、メモリ空間がフラットであったり、多数の汎用レジスタを持っていることなどが幸いしたのでしょう。
ちなみに、PICの場合には、設計の新しい16ビットプロセッサのPIC24やdsPIC30用のMPLAB C30コンパイラはGNU GCCベースで構築されたものですが、少し設計の古いPIC18用のMPLAB C18などは、GNU GCCベースではありません。
PIC16, PIC18はメモリバンク、レジスタ構成、ハードウェアスタックなどが障害となり、GNU GCCを利用することが難しいのだと思います。

昔、数百万のワークステーション(32bitプロセッサ)のコンパイラとして利用していたGNU GCCが、数百円の8ビットのプロセッサのコンパイラとして利用できるようになったことは、半導体技術の進歩を感じざるにはおれませんね。

開発ソフト: 
チップファミリー: