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ショップ
- https://store.shopping.yahoo.co.jp/microfan/rp2040-uno-r2.html
- https://www.amazon.co.jp/dp/B0F18YT685
取扱説明書
- 準備中
製品概要
好評だったRP2040-UNOの後継機です。

Raspberry Pi PICOがその高い性能と低コストが注目され、広く利用されるようになってきました。RP2040-UNO-R2は、Raspberry Pi PICOに搭載されているRP2040を搭載し、最近利用が広がりつつあるCircuitPythonやMicroPython を使用したプログラミングでの利用を主眼として開発ボードとして開発されました。また、Arduino UNOに準拠した形状やピン配置を備えており、Arduinoでプログラミングすることもできます。
RP2040-UNO-R2はRP2040 を使用し、様々な応用に取り組みたい人に最適な開発ボードです。
RP2040-UNO-R2は以下のような特徴を持っています。
- RP2040の機能と性能をArduino UNO形状にまとめた開発ボードです。
- RP2040は264KBのRAMを内蔵しており、CircuitPythonやMicroPythonで余裕をもってプログラミングを行うことができます。
- PICOの16MのFlashを搭載しており、大容量のデータを保持することができます。
- BOOTスイッチに加え、リセットスイッチ、タクトスイッチx1、タッチスイッチx3、LEDx4、マイクロSDソケットなどを搭載しています。
- 様々な情報を表示できるTFTディスプレイやOLED ディスプレイを搭載することができます。
- RCサーボ、WS2812B、I2Cセンサーなどを接続できるコネクタを装備しています。
なお、RP2040-UNO-R2の稼働電圧や信号電圧は3.3Vで、Arduino UNOの5Vとは異なりますので、特にArduino UNO用に提供されているシールドの利用時には、端子の電圧にご注意ください。RP2040-UNO-R2に、単純にArduino UNOのシールドを取り付けたり5Vの信号線を接続すると、RP2040-UNO-R2が壊れます。
Python用UNO
RP2040-UNO-R2はPCにArduinoIDEとRP2040用Arduino Coreを導入して、Arduinoとしてプログラミングすることも可能です。しかしながら、RP2040-UNO-R2は主にPythonの実行を想定したプラットフォームとして開発されました。

最近Arduino UNO R4が発売され、大きな注目を集めています。CPUは高速な32ビットARMに、ROMは容量が8倍に、RAMは容量が16倍にもなり、さらには、CAN、DAC、オペアンプなどの周辺機器も拡充し、大幅な近代化が図られています。などさらに、入出力は5Vに設定されており、従来のArduino UNO R3とハードウェア的に置き換えることができるようになっています。従来8ビットだったArduinoの後継機としては、完璧な構成となっています。
一方、電子工作などでも最近一般的になってきた32ビットのMCUは、RP2040, ESP32, STM32などを見ると、クロックは100MHz以上、ROMやフラッシュは512KB以上、RAMは128KB以上というものが標準品として使われ始めています。この程度の性能や容量になってくると、Pythonなどの言語処理系を開発ボードに乗せて稼働させることができるようになります。PCなどの汎用コンピュータ上で利用されるPythonも、MCUの性能や容量に合わせてMicroPythonやCircuitPythonとして再構成され、多くのMCUでストレスなく利用できるようになってきました。
CircuitPythonやMicroPythonの実行を考えた場合、残念ながらArduino UNO R4は、クロック速度、ROM容量、RAM容量すべてが不十分な状態であり、CircuitPythonやMicroPythonでプログラミングを行うプラットフォームとして利用することはできません。一方、RP2040-UNO-R2はCircuitPythonやMicroPythonのプラットフォームに対する要望の拡大に対応し、CircuitPythonやMicroPythonでプログラミングできるUNO形状開発ボードとして開発されました。
TFTディスプレイ
RP2040-UNO-R2 にはTFT ディスプレイのコネクタが装備されているため、TFT ディスプレイを基板に搭載して手軽に使用することができます。TFT ディスプレイは、240×240 ドットのカラーグラフィックディスプレイになっており、開発ボードの稼働状態や利用者に伝えたい情報を、画像や文字で分かり易く表示できるようになります。
ネット上などで公開されているRP2040 のサンプルプログラムでは、様々な情報をPC 上でシェルに表示する例が多いですが、実際の運用ではRP2040をPC に接続して使用することは少ないため、運用時に必要な情報を確認することができないという問題があります。
RP2040-UNO-R2 では、面倒な配線等を行うことなく開発ボード上にTFT ディスプレイを搭載できるため、PC と切り離して単独で運用している場合でも、様々な情報をTFT に表示し確認することができます。

OLED ディスプレイ
RP2040-UNO-R1 にはOLED ディスプレイの接続端子が装備されているため、OLED ディスプレイを基板に搭載して手軽に使用することができます。
OLED ディスプレイは、128×64 ドットのグラフィックディスプレイになっており、開発ボードの稼働状態や利用者に伝えたい情報を、画像や文字で分かり易く表示できるようになります。
ネット上などで公開されているRP2040 のサンプルプログラムでは、様々な情報をPC 上でシェルに表示する例が多いですが、実際の運用ではRP2040をPC に接続して使用することは少ないため、運用時に必要な情報を確認することができないという問題があります。
RP2040-UNO-R1 では、面倒な配線等を行うことなく開発ボード上にOLED ディスプレイを搭載できるため、PC と切り離して単独で運用している場合でも、様々な情報をOLED に表示し確認することができます。
CircuitPythonによるプログラミング
Copilotを使用して作成したRP2040-UNO-R2のプログラミング資料です。
回路図

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