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取扱説明書
製品概要
ESP32-KEY-R2の拡張版です。
- 2MBのPSRAMを内蔵したESP32 のE バージョンを搭載しています。
- USBコネクタがType-Cに変更されています。
- ネットワークと接続するためのWiFi やBluetooth のネットワーク機能を利用できます。
- 電子工作で広く利用されているArduino などの無償、便利、高機能な開発環境を利用してソフトウェアを開発できます。
- MicroPython のファームウエアを書き込むことにより、Python を利用してソフトウェアを開発できます。
- ドロップアウトが300mV と少ない1.5Aの電圧レギュレータを搭載し、ESP-WROOM-32 に安定した電源を供給しています。
- ESP-WROOM-32 の信号線がピンヘッダーを取り付け可能な端子列に引き出されており、ブレッドボードに挿して利用できます。
- 端子列の幅はブレッドボードを最大限に活用できるよう狭く設計されています。
- 様々な情報を表示できるOLED ディスプレイ(別売) を搭載することができます。
- GPIO16,17はR2との互換性の維持のためピンヘッダー端子に引き出されていますが、PSRAMの制御用に使用されているため、一般的な入出力端子として使用することはできません。
OLED ディスプレイ
ESP32-KEY-R3にはOLED ディスプレイの接続端子が装備されているため、OLED を基板に搭載して手軽に使用することができます。
OLED ディスプレイは、128x64 ドットのグラフィックディスプレイになっており、ボードの稼働状態や利用者に伝えたい情報を、画像や文字で分かり易く表示できるようになります。
ネット上などで公開されているESP32-WROOM-32 のサンプルスケッチでは、IP アドレスや様々な情報をPC 上でシリアルモニタに表示する例が多いですが、実際の運用ではESP32-WROOM-32をPC に接続して使用することは少ないため、運用時に必要な情報を確認することができないという問題があります。
ESP32-KEY-R3では、面倒な配線等を行うことなく開発ボード上にOLED ディスプレイを搭載できるため、PC と切り離して単独で運用している場合でも、様々な情報をOLED に表示し確認することができます。
MICROPYTHONでのプログラミング
ESP32-KEY-R3の機能を最大限に発揮できるように構成されたMicroPythonファームウェアをご利用いただけます。以下のページからダウンロードしてご利用ください。
MicroPython用のプログラミング環境はいくつかありますが、定評のあるThonnyの使用法を紹介します。
ESP32-KEY-R3のMicroPythonでのプログラミング情報を以下に示します。
Microdotを使用したWEBサーバーの構築法を紹介します。
回路図
関連製品
ESP32-SLIM-PLUS
ESP32-KEY-R3の基本機能に加えて、開発基板上に各種の入出力とセンサーを搭載した開発ボードです。この開発ボードのみで、様々な応用や実験を行うことができます。